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所長挨拶

当協会は昭和47年以来、発電設備の信頼性、検査技術、品質管理等について多くの調査研究を実施してまいりました。
溶接・非破壊検査技術センター(略称NDEセンター)は、前身を鶴見試験研究センター(昭和62年4月に開設)とし、発電設備に使用する材料・溶接部の健全性を非破壊的に評価する技術の確立を目指して、非破壊試験、材料、溶接の各分野の専門家が一体となって、自主調査研究、国及び民間からの受託調査研究を実施し、発電設備の安全確保に種々の場面で貢献してまいりました。

平成16年1月には試験研究部門を集約し新しい協会の技術センターとして、改称・発足しました。また同年4月には技術研修を行う溶接・非破壊検査アカデミー、平成18年2月にはPD研修センターを付設して新体制を整備し、信頼される技術センターを目指して、溶接・非破壊検査技術水準の維持向上に貢献し、第三者機関として火力原子力発電設備の安全性確保に寄与します。

自主調査研究は、検査に係わる現場技術の課題ソリューションと技術基準・ガイドライン等への反映を目的として、非破壊的手法による欠陥の検出/定量化技術の信頼性向上と劣化診断技術の開発、溶接部のSCC及びクリープ等の経年劣化メカニズム解明のための研究と健全性評価技術の開発、溶接管理技術の開発等を実施していきます。

国や民間等からの受託調査研究では、非破壊評価技術及び溶接管理技術に関する得意な分野で技術の発展に寄与します。
当センターでは、溶接・非破壊検査技術の向上に邁進し、発電設備の安全性の確保に貢献する所存です。
今後とも、各位の一層のご指導とご支援をお願いいたします。
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